足は重力の関係から水分が溜まりやすいため、足痩せするにはリンパ・血流を促進するのが基本となります。体液は下に溜まる性質がありますが、心臓のポンプ作用によって全身をくまなく巡っているのです。そのポンプ作用は体温が高いと発揮しやすいですが、体温が低くなると毛細血管までは及びにくくなります。それによって足先を中心として冷えてしまい、免疫力まで低下させるのです。
足痩せをすることで余分な体液を排出し、体をスッキリと軽くするメリットが期待できます。実際に体重も数kg減少しますが、実際の減量分以上に体が軽く感じられるものです。足痩せで大切なのは下半身を温めることであり、体温上昇によって免疫力が高まります。風邪をひきやすい人、アレルギー疾患になりやすい人、成人病に悩まされている人などは、免疫力が低下している可能性があります。
健康維持のためにも、足痩せをして有害毒素を排出するメリットは大きいのです。足痩せはスリムな体型を維持するためにも役立つものです。体重は適性値なのに、上半身は痩せていて下半身は太っているという方がいます。アンバランスになっているとスリムには見えませんし、特に足が太っていると肥満に見られやすいのです。
全体的にスッキリとした体型を手に入れるためには、下半身を中心としたダイエットが必須となります。下半身を温めるためには半身浴、ウォーキングなどが効果的なので、なるべく毎日続けるようにしてください。