2級小型船舶免許保有者は実技試験無しで1級を取得可

小型船舶免許は実技と学科の両方の国家試験に合格し、登録簿に情報が記載されることではじめて有効になります。しかし、既に2級の小型船舶免許を持つ人が1級の免許を目指す場合に限り、学科試験は一部科目、実技試験についてはすべてが免除されます。2級の小型船舶免許保有者は、14問の学科試験に合格するだけで1級の保有者となり、それまで航行できなかった水域にも行くことができるようになります。学科試験の問題数の14問とは、1級で出題されるものと2級の出題内容の差分です。

1級小型船舶免許の学科試験のみにある出題科目は上級運航で、海図を使用した問題や航海計画、気象予測、エンジンの基礎、保守整備、事故対応などの問題が出されます。問題数は少ないですが、きちんと修得していなければ正答できない問題や解答するのに少々時間がかかる問題があって油断はできません。1級の学科試験対策は、2級を取得したとき以上にしっかりと行うようにしましょう。なお、二級小型船舶操縦士には限定なしと湖川小出力限定の2種類がありますが、二級から一級へステップアップするときとは異なり、湖川小出力限定免許を限定なしの二級免許にする際の優遇はありません。

限定をなくしたい場合は、二級を新規に取得するときと同じプロセスをふまなければならず、国家試験も実技と学科の両方受けることになります。これから小型船舶免許を取ろうと考えている場合は、以上の点に注意して免許区分を選びましょう。

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